個人主義が横行する社会の中で、支え合い助け合ってお互いが豊かな関係を築き上げ共に生きていくことがとても大切なことです。そしてその関わりを通して、私たちは「生きている」という新たな喜びが持てるようになるのではないでしょうか。
人は一人では生きられないということを、つい忘れてしまいがちです。日々の暮らしの中で、夫婦のこと、嫁姑のこと、また子育てや健康についての不安や悩み、未知の問題などを地域の人たちと一緒に、お互いが自分の生活を見つめながら、その心や姿を振り返り、本音で話し合い学び合う生き方「くらしのこころ学」を推進しています。
人は自分の抱えている悩み、苦しみというものは、なかなか他人には話しにくいものです。また、“本音を話してもどうにもならない”、“否定されるだけ…”と思ってしまうことはありませんか? しかし、私たちは、そのつど関わる相手のことを気づかい、自分に出来る精一杯のことを考え、行動して生きています。
でもときには、 自分の思いと違った結果に “こんなはずじゃなかった”と思い、また “私だけが我慢していればいい”などと考えてしまう場面などはありませんか?
人は心のどこかで“本当にこれで良かったのかなぁ…でも誰かに聞いてみたい”、“どうすることも出来ない私の気持ちを聞いて欲しい、誰かに分かって欲しい”と無意識に願ってしまっているのではないでしょうか。
では、暮らしの中に “安心して自分の気持ちを、心の内を話せる、聞いてくれる”という場所はどれぐらいあるのでしょう?
「くらしのこころ学セミナー」では、誰もが安心して心の内を話せる、聞いてくれる。そして、ありのままの自分を認め合うなかで自分と向き合い、元気になり新しい一歩を踏み出すきっかけづくりを大切にしています。
私たちは「くらしのこころ学」を活かし、互いに生活の中から得た智恵や心、生き方を学び、支え合い、助け合う人と人の関わりを大切にする社会を築くことを願い行動しています。
<活動拠点>
山形県 ・ 福島県 ・ 新潟県 ・ 首都圏
静岡県 ・ 兵庫県 ・ 岡山県 ・ 島根県
香川県 ・ 徳島県 ・ 福岡県 ・ 熊本県
大分県 ・ 沖縄県
登録者が個人で主宰しています。自宅や公共施設を使い、地域の人たちをお誘いし、毎月1回開催しています。
「交流会」は地域単位で登録会員が定期的に集まり「くらしのこころ学セミナー」の運営方法や「くらしのこころ学」を活かす地域の社会活動等について情報交換を行う場です。
○交流会単位で「拡大くらしのこころ学セミナー」・「こころのシンポジウム」・講演・体験発表会を開催しています。
○PTA・行政・各種団体への講演活動を推進しています。
○機関紙「こころメッセージ」(年4回)や体験を綴った冊子を発刊し、情報提供を行っています。
◆「人を思う優しさを磨こう」
男として意識して生きる 人として意識して生きる
くらしのこころ学全国協議会アドバイサー・中原一磨
発行:生涯学習ボランティア交流センター
定価:100円(税込)
「くらしのこころ学全国協議会」アドバイザー中原一磨(前・世話人代表)氏が平成15年から平成24年までの9年間、機関紙「こころメッセージ」に連載した原稿を改めて編纂されたものです。中原アドバイザーが日々の暮しの中で、一人の父として、夫として、そして一人の人間として、多くの出会いや関わり合いを通じて “わたしってどんな人? ”という素朴な疑問を持つことから自分自身を見つめ続けた自伝的なエッセイです。
親の無意識な心が子どもの人格になり
親の無意識な行動が子どもの人生になる
くらしのこころ学全国協議会顧問・村山美都子
くらしのこころ学全国協議会 事務局
〒106-0041 東京都港区麻布台1-9-8
生涯学習ボランティア交流センター内